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掲載日 2009-05-28

タイトル 上杉 治憲ってご存知ですか?久々に読み返しました。

内容 皆さんは上杉治憲(うえすぎはるのり)と言う名をご存知ですか?
上杉鷹山(うえすぎようざん)とも云われていますが、鷹山の名でご存知の方が多いかも知れませんね。

先日、以前引っ越したときの荷物をひっくり返したところ、単行本がひょっこりと姿を表したものですから、ついつい懐かしく読み返してしまいました。

上杉鷹山は江戸時代中期の大名で、出羽国米沢藩(現在の山形県)の第9代藩主でした。領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られています。

現在放映中の大河ドラマ『天地人』の上杉家が、豊臣時代に会津120万石に移封され、さらに徳川時代に米沢へ30万石に移封(減封)された後、代々累積した莫大な借財を藩政改革にて健全財政に建て直した名君です。

彼はそもそも日向高鍋藩(現在の宮崎県)の次男坊で、養子として上杉家に婿入りした訳ですから、藩政改革といっても信頼できる家臣すら自分ひとりで作らなければならなかったわけですから、その苦労は計り知れないものでしょう。
しかも、自分が養子と言うことで次の代を養父の実子に継がせ、その後見に力を注いだと言う、まさに上杉を救う為だけにこの世に生を受けたような人生だったのです。

「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」という有名な格言は、彼、上杉鷹山の遺訓なのですよ。
ご存知でしたか?
もう一つ、有名なのが彼が後々への遺訓とした「伝国の辞」です。

一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候(国家は先祖から子孫に伝えるところの国家であって、自分で身勝手にしてはならないものです。)

一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候(人民は国家に属している人民であって、自分で勝手にしてはならないものです。)

一、国家人民のために立たる君にし君のために立たる国家人民にはこれなく候(国家と人民のために立てられている君主であって、君主のために立てられている国家や人民ではありません。)

彼の言葉、いかがですか?これが江戸中期の鎖国真っ盛りの日本の大名が言った言葉と思えますか?

現代の日本にこそ、上杉鷹山のような人物が必要なのでしょうが、政党同士の権力闘争や、血税の無駄遣いとしか思えない政策の数々。歴史に学ぶところは一杯あると思うのですが、彼らには大切な部分は見えないようですね。
この先我が国に上杉鷹山は現れるのでしょうか?

米沢市役所のように、国会議事堂にも「伝国の辞」を掲げるべきではないですかねー。

みなさんも時間がありましたら、是非一度本屋さんで「上杉鷹山」を探して見られてはいかがですか?

さて、、今日はこの変でよーざん(鷹山)すか?
  ・・・・。    by ゴースト



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