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掲載日 2009-09-29

タイトル 与党民主党さん、野党自民党さん・・・いよいよお手並み拝見ですね。

内容 良くも悪くも歴史的?な総選挙から1ヶ月が経とうとしています。
念願の与党となった民主党さんも、野党に成り下がった自民党さんもこれからがそれぞれのお手並み拝見の時が来ましたね。

この1ヶ月、政治ネタを敢えて自粛しておりましたが、小生が楽しみにしている津川雅彦さんのブログ(8月29日付投稿にて紹介)が未だ更新されていないので、少しだけふれて見たくなりました。(津川さんのブログはかなり炎上してる様で少し悲しくなりましたが)

マスコミから絶大なる国民誘導の応援を受けて誕生した民主党政権も本格的に動き始めたようですね。
国連での演説から大相撲での優勝賜杯の授与まで目立つことに精一杯登場し、挙句の果てには1泊3日の強行スケジュールでデンマークのコペンハーゲンで行われるIOC総会での東京オリンピック招致にまで駆けつけるとか。
あれだけ勝ち続けたからたまには負け戦の感覚を思い出したいと思われたのでしょうか?
小生にはどう考えても今回のオリンピック招致は日本に勝ち目があるようには思えないのですが。
余談ですが、小生はリオデジャネイロが本命だと思っているのですが、みなさんはどうですか?

民主党政権が誕生し、早々に政府機関や内閣運営にメスを入れ、官僚主導の政治形態を議員主導に転換しようとする動きが活発に行われています。官僚の思いのままに国政が動いていく事は決してあってはならない事です。
そういう意味では、各省の3役会議であるとか閣僚委員会など新しい試みが成果を上げることに大いに期待しています。(これは本当に期待してますよ)

ただし心配なのは、自民政権時代の詳しい財政事情(埋蔵金の有無や補正予算の実態)や政策の予算内容の詳しい検証が出来ていないにも拘らず多くの‘美味しい約束’ばかりを先行させようとしている事なのです。

子育て支援として年31万2000円(月額2万6000円)の「子ども手当」の創設(平成22年度は半額)と後期高齢者医療制度を廃止し医師の数を1.5倍にする。
また、高速道路の無料化や中小企業の法人税率を11%に引き下げ。
月額7万円の最低保障年金や農業の戸別所得補償制度・・・などなど。
国民に美味しい餌(エサ)を大盤振る舞いすることばかりおっしゃってみえますが、国家レベルでこれだけの政策を継続使用とすれば、莫大な財源を必要とするのですが、肝心な財源の話になると「まだ政権を担当して日が浅いのだから、これから無駄なお金を洗い出せば必ず財源はみつかる“はず”」としか言わないというのは、なんとも心許ないのです。
皆さんも民主党の‘政権政策マニフェスト’を是非ご覧になるとよろしいと思います。

その反面、国内で国会も開会されてなく、所信表明演説さえも行っていない中で、国連で世界中に発表してしまった“CO2等排出量を2020年までに25%減(1990年比)”の演説は、大株主である国民の了承もない約束手形の発行に思えて仕方ありません。
どうみても京都議定書の二の舞になることを見越しての発言としか言いようがないですね。(各国、特に米国が同調したらを前提だから結局自分の首を絞めるだけに思えます)

これだけ美味しいところばかり国民や世界に公言して、本当に大丈夫なのか不安しか感じないのは小生だけでしょうか?
官僚の天下りを全面禁止は結構ですが、定年まで勤続させる政策で国家公務員の総人件費を2割削減なんて出来るんですか?(天下り禁止して定年まで勤続したら公務員は確実に増えますよね?)

小生は未だによくわからないのですが、日本の国は誰が守るのですか?良きにつけ悪しきにつけ今までアメリカの傘(核も含め)の下で守られているのは明らかです。
友愛と絆による日米対等な関係を構築すると言うなら、アメリカが攻撃されたら日本も反撃に参加するのですか?
対等な関係なら集団的自衛権の行使は当然認めるべきであり、もし反対なのであれば日米安保条約の見直しまで言及するべきではないのですか?
東アジア共同体って何ですか?東アジアって言いながら、中国と韓国だけを見ていないですか?
などなど・・・肝心カナメな部分は全くといって言いほど曖昧な内容なのです。
社民党さんなんかと何故同じ政権が作れるんですか?(ほんとに理解に苦しみますよね)

残念ながら肝心な自民党も今回の総裁選では面白み(楽しみ)の無い結果(河野氏でも同じ)に終わってしまった様で、残念でしたね。。
もっと他に立候補できる人材おるやろ!
どっかの総理と同じ‘絆’連発してるようじゃ話になりませんね。

せめて、10月から始まる臨時国会では、民主政権に対する正攻法の論戦を挑んで頂きたいものです。
政策はもちろんの事ですが、まずは総理と幹事長の献金問題からじっくりと問いただして頂きたいものです。その上で、自由民主党の結党時本来の基本理念である、憲法改正問題を真正面から論議する政党に復活して頂きたい・・・なんて思います。

199人の国会議員の力は決して小さくは無いと思いますよ。
保守の本道を公言し、更には国民に言いにくい事も敢えて訴えていく事が、党を立て直す為の基本ではないかと思うんですが・・・ね、谷垣さんよ。

しかし鳩山さんも本気で外国人参政権認めたり人権擁護法案提出するんかいなあ。
日本の国土・国民を中韓に売り渡したり、日本国民の人権・自由を守らずに外国人の人権守るような法律だけは勘弁してや。。 

ふーーっ、政治ネタは長くなるから疲れるなあ、ほんとに。 

こんだけ書いてもスッキリせんて・・・なんでやろう。  by  ゴースト



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