買収ファンドを扱った元新聞記者の作家・真山仁の原作を基にNHKでドラマ化され、国内外で賞賛を得たTVシリーズを銀幕へ昇華した社会派ドラマ。 本作は原作のシリーズ第3弾『レッドゾーン』をベースとしてTV版から4年後を舞台に、日本の大手自動車メーカーをめぐって繰り広げられる企業買収の天才“ハゲタカ”と中国系巨大ファンドから送り込まれた“赤いハゲタカ”の壮絶な買収戦争の行く末を緊迫感たっぷりに描く。主演の“ハゲタカ”こと鷲津にはTV版に引き続き「ヴァイブレータ」の大森南朋。共演に「カフーを待ちわびて」の玉山鉄二。監督はTV版の演出も手掛けた大友啓史。