『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズで高い評価を受けた神山健治が制作した、オリジナルTVアニメ。 2010年、日本を10発のミサイルが襲った。不可解なことに1人の犠牲者も出さなかったその事件は、内閣首相の「迂闊でした」との発言から皮肉られ、「迂闊な月曜日」事件と呼ばれるように。 その事件の裏には、セレソンと呼ばれる者たちの姿があった。 彼らは謎の人物Mr.OUTSIDEから「ノブレス携帯」を渡され、その携帯からアクセスできるコンシェルジュ・ジュイスの協力と、携帯にチャージされた100億円を使って日本を救えとの指令を受けた者たちだ。 主人公・滝沢朗もまたセレソンの1人。ある日、彼は記憶を無くして拳銃とセレソン携帯だけを持った全裸状態で、ホワイトハウス前にいた。 そこで出会ったのは日本の女子大生・森美咲。 偶然の出会いから、彼らは行動を共にすることになる。滝沢が記憶を無くした理由とは? ミサイル事件の犯人は誰なのか? 様々な謎と伏線を絡めた神山監督らしいストーリーテリングで、現代日本が抱える閉塞感やニート問題などが、独特な解釈で描かれる。