『カイジ』を実写映画化したサスペンス・エンタテインメント。 友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまったしがない青年が、一夜にして借金を帳消しにできるという究極のゲームの数々に翻弄されつつ命懸けで挑んでいくさまを壮大なスケールで描く。 主演は「DEATH NOTE デスノート」の藤原竜也。監督は「ごくせん」シリーズで演出を務めた佐藤東弥。 定職に就かず、その日暮らしの自堕落な生活を送る伊藤カイジ、26歳。 そんな彼のもとにある日、遠藤凜子と名乗る悪徳金融会社の女社長が借金の取り立てにやって来る。 カイジは友人の借金の保証人になっており、利子が積み重なった負債総額は202万円にまで膨れ上がっていた。 そんな金があるわけもなく、頑として抵抗するカイジ。 すると遠藤は、“一夜にして借金を帳消しに出来るどころか、大金を手にするチャンスがある”と提案を持ちかけ、フランス語で“希望”の意味を持つ豪華客船エスポワール号に乗ることを勧めてくる。 やがて決心したカイジはエスポワール号に乗船。 そこには、彼と同じく借金を背負った人生の負け組が大勢集まっていた。 そして、遠藤の会社もその傘下にある消費者金融で名高い帝愛グループの幹部が船を取り仕切り、勝ち続ければ一攫千金、負ければ過酷な強制労働が待つというゲームに参加させられる。 こうして、“限定ジャンケン”に始まる奇想天外なゲームの数々に挑戦し、生き残りを懸けて参加者たちと勝負するカイジだが…。