1970年代に結成以来、50歳を迎えた現在に至るまで夢を捨てずに活動を続けるメタルバンド“アンヴィル”の姿を追った感動の音楽ドキュメンタリー。 80年代初頭には、現在活躍する多くの人気バンドにも少なからぬ影響を与えるほどの輝きを放ちながらも、その後は鳴かず飛ばずで、結局夢に見た富と名声からはほど遠いバンド人生を歩んできたアンヴィル。 それでも給食の宅配や建築作業員の仕事を続けながら、今なお成功のチャンスを求め、決してバンドを止めようとはしない彼ら。 そんな不器用な男たちのホロ苦い人生模様と熱き友情を描き出す。 監督は、10代の頃にアンヴィルに熱中し、ローディーとして彼らのツアーに参加した経験も持つ「ターミナル」の脚本家サーシャ・ガヴァシ。