女子中高生に人気のケータイサイトで評判を博した同名原作を映画化したサスペンス・ラブストーリー。 主演は「Life 天国で君に逢えたら」の川島海荷、共演に「エリートヤンキー三郎」の石黒英雄。 ケータイの恋愛シミュレーションゲーム“携帯彼氏”にハマる女子高生たちが次々と不可解な死を遂げる中、その謎を追うヒロインに降りかかる戦慄の恐怖を、事件の鍵を握る過去の純愛を絡めた巧みなストーリー展開で描き出していく。 脚本を「リアル鬼ごっこ」の柴田一成が手掛け、期待の若手女性監督、船曳真珠が長編デビューを飾った。 巷では女子高生の間に“携帯彼氏”という恋愛シミュレーションゲームが大流行していた。 好みの“彼氏”をアバター感覚でダウンロードして、毎日メールのやりとりをすると、親密度によってポイント(ラブゲージ)が増減していくというもの。 赤外線通信で彼氏の交換なども可能で、擬似恋愛をよりリアルに楽しめるようになっていた。 ところが、その携帯彼氏にハマっていた女子高生・真由美が“彼氏に殺される…”という謎の言葉を残して自殺する。 同級生の里美と由香は真由美の死の真相を突き止めるべく携帯彼氏のことを調べ始める。 やがて2人は、“ラブゲージが0か100になるとプレイヤーは死ぬ”という噂に辿り着くが…。