大西洋を股にかけ、“社会の敵No.1”と呼ばれた伝説のギャング、ジャック・メスリーヌの壮絶な人生を映画化した犯罪ドラマ。 本作は2部作の前編。若きメスリーヌがギャングの仲間入りをし、“社会の敵No.1”と称されるまでの道のりを描く。 主演は「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル。共演にセシル・ドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー。 監督は「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ。 1959年。アルジェリア戦争の兵役を終え、パリに戻ってきたジャック・メスリーヌ。 幼なじみのポールと行動を共にする中で、次第に闇の世界に足を踏み入れていく。 やがてポールからギャングのボス、ギドを紹介され、いよいよ犯罪に深く手を染めていくメスリーヌ。 そんな中、美しいスペイン女性ソフィアと恋に落ちたメスリーヌは彼女と結婚し、女の子をもうける。 幸せも束の間、銀行強盗に失敗して服役したメスリーヌは、出所後、堅気に戻るが長くは続かず、ついにはソフィアを捨てて悪の世界に舞い戻る。 その後メスリーヌは娼婦のジャンヌと出会い、2人で手を組み犯罪を重ねていくが…。