大西洋を股にかけ、“社会の敵No.1”と呼ばれた伝説のギャング、ジャック・メスリーヌの壮絶な人生を映画化した犯罪ドラマ。 本作は2部作の後編。 カナダの刑務所を脱獄し“社会の敵No.1”となったメスリーヌが、パリに舞い戻り、犯罪と脱獄を繰り返し、逃避行の末に壮絶な最期を遂げるまでを描く。 主演は「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル。共演にリュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック。 監督は「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ。 1973年。フランスに舞い戻ったメスリーヌは、銀行強盗を繰り返し逮捕される。 しかし、またしても脱走に成功し、フランスでも“社会の敵No.1”と呼ばれるようになる。 そんなある日、メスリーヌ追跡に執念を燃やすブルサール警視によってついに隠れ家を急襲され再び逮捕される。 法廷で懲役20年を言い渡され、収監されたメスリーヌは、刑務所の中でフランソワ・ベスという男と知り合い、2人で最も厳重な刑務所からの脱獄を成功させてしまう。 その後、街に戻ったメスリーヌはシルヴィアと運命的に出会い、恋に落ちるのだったが…。