農業関係の大企業アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社(ADM)では若くして管理職を務め、私生活でも妻子と幸せに暮らすマーク・ウィテカー。 ところがある日、工場で発生したウイルスによる損失の責任を問われてしまう。彼はライバル企業の仕業であることと脅迫の存在を上司に報告する。会社側は恐喝事件としてFBIに捜査を依頼。これを受けてFBIのシェパード捜査官がウィテカーのもとを訪れる。 ところがここで、ウィテカーは“ADMが違法な価格協定を行っている”と世界各国を巻き込んだ自社の巨大な不正を告発してしまうのだった。 思わぬ急展開に色めき立つFBIは、ウィテカーを協力者として迎え、確たる証拠を掴むために潜入捜査を開始するのだったが…。