ディズニーが伝統の手描きアニメーションの手法を復活させて贈るロマンティック・ファンタジー・ミュージカル。 1920年代のニューオーリンズを舞台に、呪いでカエルにされた王子と出会ったヒロインが繰り広げる大冒険の行方を、おとぎ話の古典をモチーフにしつつ、現代的なエッセンスを盛り込みユーモラスに描き出す。 また、ディズニー・アニメ史上初めてヒロインがアフリカ系という設定となったことも話題に。監督は「リトル・マーメイド」「アラジン」のジョン・マスカーとロン・クレメンツ。 貧しい家庭に育ち、自分のレストランを持つという夢を叶えるため懸命に働く少女ティアナ。 仮装舞踏会の夜、プリンセスの格好をした彼女の前に一匹のカエルが現われる。 そのカエルはティアナに、自分は魔法使いの呪いによってカエルに姿を変えられてしまったマルドニア王国の王子、ナヴィーンだと語る。 呪いを解くためにはプリンセスのキスが必要と、ティアナにキスを懇願、最初は拒絶するティアナだったが、1回ですむならとキスを受入れる。 ところが、王子に戻るどころか、ティアナまでもがカエルの姿に。 こうして、人間の姿に戻るため、ナヴィーンと共に魔法使いを捜す大冒険の旅に出るハメになるティアナだったが…。