「アンダーグラウンド」「ライフ・イズ・ミラクル」の鬼才エミール・クストリッツァ監督が、田舎から都会にやって来た純朴少年を主人公に、彼に次々と降りかかる大騒動をバイタリティいっぱいに描いたヒューマン・ドタバタ・コメディ。 主演はオムニバス「それでも生きる子供たちへ」の一編「ブルー・ジプシー」に続いてのクストリッツァ作品となるウロシュ・ミロヴァノヴィッチ。ヒロインはこれがデビューとなるマリヤ・ペトロニイェヴィッチ。 山あいののどかな農村で祖父とふたり気ままな田舎暮らしをしている少年ツァーネ。ところが自分の死期を悟り、ツァーネの将来を案じた祖父は、彼に3つの約束事を与え、町へと送り出す。その約束とは