連続猟奇殺人事件の捜査の過程で記憶を失い、いつしか無実を確信できないまま自分自身が容疑者となってしまう状況に追い込まれていく主人公の姿と、やがて明らかとなる驚愕の真相を描くサイコ・サスペンス。 主演は「SPY_N」のアーロン・クォック。監督はこれがデビューのロイ・チョウ。 香港警察特捜班主席警部のレン・クォンは、仕事も家庭も順調で幸せな日々を送っていた。 しかしある日、連続猟奇殺人事件を追っていた彼は、通報を受けて向かった高層アパートで何者かに襲われ、意識を失ってしまう。 病院のベッドで意識を取り戻したレンだったが、数日間の記憶を失っていた。そして、一緒に現場に向かった同僚刑事が意識不明の重体となっていること、関係者の間でレンに対する疑いが強まっていることを知らされる。 捜査チームから外され、独自に調査を開始したレンだったが、やがていくつもの状況証拠が彼の犯人説を裏付けていくように思われた。 記憶が戻らない中、自分でも犯人ではないと言い切れなくなっていくレンだったが…。