リチャード・マシスンが1970年に発表した短編小説をキャメロン・ディアス主演で映画化した不条理サスペンス。 ある日突然、24時間以内にボタンを押せば100万ドル(約1億円)が手に入るが、その代わりに見知らぬ誰かが死ぬという奇妙な箱を受け取った夫婦の運命をミステリアスに描く。 共演に「魔法にかけられて」のジェームズ・マースデン、「フロスト×ニクソン」のフランク・ランジェラ。 監督は「ドニー・ダーコ」のリチャード・ケリー。 1976年12月16日、朝5時45分、ヴァージニア州郊外に暮らすルイス夫妻宅の玄関のベルが鳴る。 しかし、妻のノーマが出ると、そこには誰もおらず、ひとつの四角い箱が置かれているだけだった。 そして、夫のアーサーがその箱を開けると、中には赤いボタンが付いた奇妙な木製の装置が入っていた。 午後5時、夫妻宅にアーリントン・スチュワードと名乗る男が訪ねてくる。 男は夫妻に、赤いボタンを押せば2つのことが起きると告げる。 第1にどこかで見知らぬ誰かが死に、第2に現金100万ドルが夫妻のものとなる。 決断の期限は24時間。経済的に追いつめられていた2人は、やがて葛藤の末に、ついにボタンを押してしまうのだったが…。