日本でもペギー葉山やザ・ピーナッツがカバーするなど、60年代に世界中で大ヒットした名曲『ドミニク』を歌った“シスタースマイル”ことジャニーヌ・デッケルスの激動の人生を映画化した感動の音楽伝記ドラマ。主演は「ハイテンション」「モンテーニュ通りのカフェ」のセシル・ドゥ・フランス、共演に「トト・ザ・ヒーロー」のサンドリーヌ・ブランク。 監督はベルギーの俊英、ステイン・コニンクス。 1950年代末のベルギー。 まだまだ保守的な時代にあって、自分の人生を自分で選ぶことを願った女性、ジャニーヌ・デッケルス。 母親の押しつけに反発してギターを片手に修道院の門を叩く。修道院での厳格な生活に戸惑いながらも、シスターたちや院長から音楽の才能を認められたジャニーヌは、やがて聖ドミニコを讃えた歌『ドミニク』を作曲する。 そして、その明るいメロディと美しい歌声が評判を呼び、彼女は“シスタースマイル”の芸名でレコードデビューを果たし、またたく間に大ヒットを記録するのだったが…。