化粧品のCMで共演した日本を代表する6人の女優を主人公に、昭和初期から現代のそれぞれの時代に生きる三世代6人の日本女性の人生を描いたドラマ。 日清カップヌードル『hungry?』はじめ世界的にも評価の高いCMを次々と世に送り出してきたトップ・クリエイター、大貫卓也が企画・製作総指揮を担当。劇中に登場する三世代それぞれの時代を、その時代その時代を代表する日本映画のタッチで再現したこだわりの映像表現にも注目。 監督は「タイヨウのうた」「ガチ☆ボーイ」の小泉徳宏。 昭和11年、春。親同士が決めた、会ったこともない相手との結婚に悩み続ける凜。女学校を出て、進歩的な考えを持つ彼女は、ついに迷いを抱えたまま婚礼当日を迎えてしまう。 昭和30年代。 凜の長女・薫は、大学卒業と同時に教授の真中と恋愛結婚する。 大手出版社で男と張り合い奮闘するキャリアウーマンの次女・翠は、恋人からの突然のプロポーズに、仕事と結婚の間で揺れ始める。 昭和52年、秋。 凜の三女・慧は、夫と娘と郊外の団地で幸せに暮らしていた。そして、待望の2人目の子どもを授かった慧だったが…。 平成21年、冬。慧の長女・奏は、祖母・凜の葬儀のために久々に帰省する。そこで、結婚して幸せな家庭を築いている妹の佳と再会するが…。