CGディレクターとして活躍し、本作が初メガフォンとなる松田圭太監督が、近未来を舞台に自我の芽生えたアンドロイドと一人の青年の恋を描くSFラブストーリー。 主演はグラビアアイドルの小泉麻耶、共演に綾野剛。 2055年、荒廃した未来世界。 人類はドームに護られ安全に暮らす一部の裕福な特権階級と、それ以外の一般市民に二極化していた。 また労働力の不足を補うため、様々な分野で機械化が進んでいた。そんな中、芸能界ではタブーとされていた人型ロボット“アンドロイド”の研究が再開され、アイドルとして売り出すことを最終目標に開発が進められる。 そして完成したプロトタイプのナナだったが、ふとした事故から偶然にも自我が芽生えてしまう。その結果ナナの初期化が決定するが、それを知ったナナは研究所から脱走、最下層が暮らす荒廃した街に逃げ込み、そこで一人の青年・幸紀と出会う。