劇団“第三舞台”を率いる人気劇作家・鴻上尚史の同名戯曲を鴻上尚史自らメガフォンをとり、「ヤッターマン」の深田恭子と「アウトレイジ」の椎名桔平主演で映画化したラブ・コメディ。 全く書けなくなった女性脚本家と冴えないTVプロデューサーが繰り広げる波乱に満ちた仕事と恋の顛末をコミカルに綴る。 深田恭子が現実世界の人気脚本家に加え、劇中劇に登場する生活に疲れた主婦とゴージャスな女性作家という計3役を熱演。 脚本家の谷山真由美は関東テレビからスペシャルドラマの脚本を依頼されたものの、締め切りを過ぎてもいまだ1行も書けずに困っていた。 たまりかねた局側は、冴えないプロデューサー向井正也を送り込む。 何でもするから書いてくれという向井に、恋をしないと書けないからと、自分と恋に落ちてと迫る谷山。 こうして、ようやく書き始めた谷山だったが、主人公の設定を勝手に“人気女流作家”から“くたびれた主婦”に変えてしまう。何とか思いとどまらせようとする向井だったが、編成部ではそんな谷山に見切りをつける動きも出始め…。