椎名軽穂の大ヒット少女コミックを2009年のTVアニメ化に続き実写映画化した純愛ラブ・ストーリー。 人一倍純粋で他人を思いやりすぎるあまりコミュニケーションが下手なヒロインが、初めての友だちや初恋に戸惑いや喜びを感じながら成長していく高校生活をさわやかに綴る。 主演は「夜のピクニック」の多部未華子と「恋空」の三浦春馬。 監督は「ニライカナイからの手紙」「虹の女神 Rainbow Song」の熊澤尚人。 見た目が暗く“貞子”とあだ名され、すっかりクラスメイトたちに恐れられてしまっている高校1年生の黒沼爽子。 周囲の迷惑にならないようにと彼女なりに努力はするものの、どうにも空回りの日々。そんな爽子にとって、自分とは対照的に明るく誰とでもフレンドリーに接し、いつも輪の中心にいるクラスメイトの風早翔太は尊敬と憧れの対象。 そして、自分にも優しく声を掛けてくれることに驚きと感謝の気持ちを抱いていた。 やがて、その風早のおかげで千鶴&あやねとは親しく接してもらえるようになり、徐々にではあるが他のクラスメイトたちとも打ち解けるようになっていく。 かつてない経験に幸せを噛みしめていた爽子だったが、あらぬ噂から千鶴&あやねに迷惑をかけてしまうことになり…。