高知のよさこい祭りをテーマに、難病の少女を巡る感動の実話を基にした奇跡の物語を「赤い糸」の溝端淳平主演で映画化。 共演に「20世紀少年<第2章> 最後の希望」の木南晴夏。監督は「デコトラの鷲(しゅう)」シリーズの香月秀之。 5年前、よさこい祭りの実力派チーム“いちむじん”で纏(まとい)として活躍していた新平だが、現在はプロのカメラマンを目指して東京でアシスタントとして悪戦苦闘の日々。 そんなある日、母の入院を知らされ帰郷した新平は、高校時代の恋人・香織の妹で、同じ病院に通う少女さくらと出会う。かつて幼い彼女と “一緒によさこい踊ろうな”と約束した新平だったが、その後さくらは難病を患い、今年が最後の夏かもしれないと言われていた。 そんな中さくらは父と香織に、新平や香織と一緒によさこい祭りで踊りたいと懇願する。香織からその話を聞かされた新平は、戸惑いつつも、さくらとの約束を果たすことを決意、昔のメンバーを再結成して練習に励むのだったが…。