「死ぬまでにしたい10のこと」「あなたになら言える秘密のこと」のイザベル・コイシェ監督が、「バベル」の菊地凛子を主演に迎え、東京を舞台に孤独な女殺し屋を主人公に描く異色ラブ・ストーリー。 共演は「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペス。 夜の築地魚市場で黙々と働く一人の女、リュウ。 仕事仲間と打ち解けることもなく、その素性を知る者は一人もいなかった。 そんな彼女には殺し屋というもう一つの顔があった。ある日、彼女のもとに依頼が舞い込む。 それは、愛する娘が自殺し悲しみに暮れる大物実業家、長良が、その原因と信じるスペイン人の夫、ダビを殺害してほしいというものだった。 さっそくターゲットに近づき、チャンスを窺うリュウだったが…。