シンガー、映画監督、俳優、画家とマルチに才能を発揮した希代の天才アーティスト、セルジュ・ゲンスブールの華麗にして破天荒な生涯を、数々の名曲をバックに、美女たちとの恋の遍歴とともに描く伝記ドラマ。 主演は「あの夏の子供たち」のエリック・エルモスニーノ。共演にルーシー・ゴードン、レティシア・カスタ、アナ・ムグラリス。 監督はフランスの漫画界で活躍し、長編映画監督としてはこれがデビューとなるジョアン・スファール。 1928年、フランスのパリでロシア系ユダヤ人の家庭に生まれたセルジュ・ゲンスブール。 幼い頃から容姿にコンプレックスを持ち、画家を目指すも挫折、やがてキャバレーでピアニストとして働き始める。 そして、自ら作詞作曲し歌手デビューを果たすや評判を呼び、ついにはエディット・ピアフやアンナ・カリーナといった人気スターに楽曲を提供するまでに。 そんなトップ・スターとなったゲンスブールは、やがてブリジット・バルドーと出会い、恋に落ちるのだったが…。