2005年の「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」に続くクリスティアナ・ブランドの人気児童文学『マチルダばあや』シリーズの映画化第2弾。 再びエマ・トンプソンが脚本と主演を務め、問題を抱えた家族の前に現われる不思議な魔法使いのナニー・マクフィーが繰り広げる笑いと涙の心温まる物語を賑々しく描く。 共演に「クレイジー・ハート」のマギー・ギレンホール、「ヒューマンネイチュア」のリス・エヴァンス。監督は、これまでドキュメンタリーやTVドラマで活躍し、本作が劇場映画デビューとなるスザンナ・ホワイト。 イギリスの田園地帯。ここに暮らすグリーン家では、戦争に行ったパパに代わり、ママがひとりで大農場を切り盛りし、育ち盛りの子どもたち、ノーマン、メグシー、ビンセントの面倒を見ていた。そんな中、戦火を避けてロンドンからいとこのシリルとセリアが疎開してくる。 わんぱくなグリーン家の子どもたちと都会育ちのいとこたちはソリが合わず、早々にケンカを始めてしまい、ママはすっかり困り顔。その時、どこからともなく不気味な風貌のナニー・マクフィーが現われ、子守を買って出る。 やがて子どもたちは、ナニーが課す厳しいレッスンを一つずつクリアし、互いを思いやり、力を合わせることの大切さを学んでいくのだが…。