「ヴァイブレータ」「雷桜」の廣木隆一監督が、中上健次の遺作となった同名小説を映画化。 名家の跡取り息子でありながら遊び人の男と若いポールダンサーの女が辿る激しくも儚い純愛の行方を描く。 主演は「ボックス!」の高良健吾と「花とアリス」の鈴木杏。 新宿・歌舞伎町のチンピラ、カズは、兄貴分の男に命じられ、ポールダンスバー“ニュー・ワールド”を襲撃する。 そこには、カズが恋焦がれていたダンサー、真知子がいた。 カズは混乱の中から真知子を連れ出すと、このまま駆け落ちしようと提案、真知子もそれを受け入れる。 そして2人はカズの故郷へと向かう。意外にも名家の跡取り息子だったカズ。 疎遠だった両親も息子の放蕩ぶりに困惑しながらも、マンションを用意するなど、2人の生活をサポートしていくかに思われたが…。