300年ものあいだ守り継がれてきた“村歌舞伎”が存在する長野県の小さな村“大鹿村”を舞台に、公演を5日後に控えた村で巻き起こる悲喜こもごもの騒動を原田芳雄主演で描くヒューマン群像コメディ。 監督は「どついたるねん」「行きずりの街」の阪本順治。 長野県下伊那郡、大鹿村。南アルプスの麓に位置するこの小さな村は、300年以上の歴史と伝統を誇る村歌舞伎が自慢。 シカ料理店を営む風祭善は、その大鹿歌舞伎の花形役者。しかし実生活では、かつて女房の貴子に逃げられて以来、寂しい一人暮らしの日々。 そんな中、村ではリニア新幹線の誘致を巡って喧々囂々、公演が5日後に迫っても、善以外はなかなか稽古に身が入らない。 するとそこへ、貴子が駆け落ち相手の治と一緒に戻ってきた。しかも治は、認知症を患った貴子を持て余し、善に返すと言い出すのだが…。