1977年、ニューヨークに“プレイトーズ・リトリート(プラトンの隠れ家)”というナイトクラブがオープンする。そこは、入場料わずか35ドルでフリーセックスを楽しむことができる革命的なナイトクラブだった。 社会階層に関係なく、誰もが自由に参加できるセックス・クラブとして瞬く間に話題を集め、やがてエイズの出現と共にその幕を閉じるまで全米中を席巻していった。 本作は、そんなスワッピング文化の象徴“プレイトーズ・リトリート”の盛衰と、それを生み出した男ラリー・レビンソンの実像を、店の従業員や当時の常連客たちへのインタビューを中心に描き出していく異色ドキュメンタリー。