宇仁田ゆみの人気コミックスを「GANTZ」「ノルウェイの森」の松山ケンイチとTV「Mother」「マルモのおきて」の芦田愛菜主演で実写映画化したハートフル・ドラマ。 ひょんなことから亡き祖父の隠し子である少女を引き取ることになった独身サラリーマンが、子育てという未知の世界に悪戦苦闘しながらも、周囲の人々に支えられながら、少しずつ少女との愛情を育み絆を結んでいく姿をハートウォーミングに綴る。 共演は「あしたのジョー」の香里奈。 監督は「ポストマン・ブルース」「MONDAY」のSABU。 27歳の河地ダイキチは、会社では部下からの信頼も厚い働き盛りの独身サラリーマン。ある日、祖父の葬式で、その祖父に隠し子がいたことが発覚。しかもわずか6歳の女の子だった。 母親の行方も分からず、親戚一同が迷惑顔で、少女の引受先を決めあぐねているのを見て、思わず“自分が育てる”と宣言してしまうダイキチ。 こうして血縁的には叔母となる6歳の少女・鹿賀りんとの奇妙な共同生活が始まった。しかし保育園のことさえ頭になかったダイキチ。 どうにか一時保育先は確保したものの、数日としないうちに、これまで通りの仕事をこなしながらりんを育てることは到底できないと痛感する。 その結果、子育てを始めて早々に、ある大きな決断を迫られることになるのだが…。