「スター・ウォーズ」などに代表される“スペース・オペラ”の原点とも呼ばれるエドガー・ライス・バローズの古典的傑作SF小説“火星シリーズ”の第1作『火星のプリンセス』を実写映画化したSFアドベンチャー大作。 不思議な力で未知の惑星へと飛ばされた地球人ジョン・カーターが、危機に陥った惑星を救うべく立ち上がり、冷血な敵を相手に死闘を繰り広げるさまを壮大なスケールで描き出す。 主演はテイラー・キッチュ。 監督はこれが実写初挑戦となる「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のアンドリュー・スタントン。 1881年、元南軍の英雄ジョン・カーターが謎の失踪を遂げ、甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記が託される。 そこには、想像を絶する彼の冒険譚が記されていた――。 1868年、騎兵隊の執拗な誘いを拒絶し無気力に生きていたジョン・カーター。彼はある日突然、謎の現象によって未知なる惑星“バルスーム”へと瞬間移動してしまう。いくつかの種族が暮らし、高度な文明を持つバルスームだったが、全宇宙の支配を目論むマタイ・シャンの陰謀によって滅亡の危機に。 そんな中、平和を望むヘリウム王国の美しき王女デジャー・ソリスと出会ったジョン・カーター。驚異的な身体能力を発揮する彼は、救世主としてバルスームのために一緒に戦ってほしいとデジャーに懇願されるのだが…。