カエルのカーミットやミス・ピギーなどの人気マペット・キャラクター総出演で贈るミュージカル・コメディ。 引退した人気マペットたちが、かつて一世を風靡したマペット・ショーの殿堂“マペット・スタジオ”の危機を前に再結集して救済に奔走する姿を、人間とマペットの兄弟の絆を軸にユーモラスかつ華麗な歌と踊り満載で描き出す。 共演は本作の脚本も手がけるジェイソン・シーゲルと「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。 監督はこれが長編デビューのジェームズ・ボビン。 アメリカの田舎町で人間の兄ゲイリーと仲良く暮らすウォルターは内気なマペットの少年。ゲイリーとは固い絆で結ばれていたが、成長するゲイリーとの違和感も無視できずにいた。 そんなある日、ゲイリーと恋人メアリーのLA旅行に誘われたウォルター。 マペット・ショーの熱狂的ファンである彼は、あこがれのマペット・スタジオに行けると大興奮。ところが、いざ訪れてみると、マペット・ショーの殿堂はすっかり寂れており、まるで廃墟のようなありさまだった。しかも、石油王テックスの陰謀で解体の危機に直面していた。 何とかしてマペット・スタジオを守りたいウォルターたちは、いまやハリウッドの片隅で静かな余生を送るカリスマ・マペット、カエルのカーミットを捜し出し、“ザ・マペッツ”の再結成を提案するのだったが…。