メジャースタジオとは一線を画し、低予算のB級映画ばかりを量産する一方、後に巨匠や大物スターと呼ばれる若い才能を次々と輩出してきたことでも知られ、多くの映画人の尊敬を集めるハリウッドの異端児、ロジャー・コーマンの驚くべき映画人生を紐解いていく痛快ドキュメンタリー。 ロジャー・コーマン本人のインタビューに加え、ロバート・デ・ニーロ、ジャック・ニコルソン、マーティン・スコセッシ、ロン・ハワード、ジョナサン・デミはじめ錚々たるコーマン門下生たちのインタビューと代表作のフッテージを基に、その映画製作の神髄と溢れる映画愛を明らかにしていく。監督はこれが初メガフォンのアレックス・ステイプルトン。