1年をかけて北米大陸で見つけた野鳥の種類の多さを競う、アメリカ探鳥協会主催の大規模な競技会“ザ・ビッグイヤー”。 本作は、仕事や家庭生活に支障をきたしてまでもそんな世界最大のバードウォッチング競技会に参加する男たちの悲喜こもごもを綴ったノンフィクションを、ジャック・ブラック、オーエン・ウィルソン、スティーブ・マーティンの豪華共演で映画化したハートウォーミング・コメディ。 監督は「プラダを着た悪魔」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のデヴィッド・フランケル。 “ザ・ビッグイヤー”、それは北米を舞台に1年間かけて繰り広げられる世界最大の探鳥コンテスト。 ここに、鳥探しにとり憑かれ、コンテストへの挑戦を目指す3人の男たちがいた。しかし彼らは、コンテストを前にそれぞれに人生の岐路に立たされていた。大企業の社長ステュは、引退して夢だった鳥探し打ち込みたいと考えていたが、社員は引き止めに必死。 一方家族は理解を示してくれていた。原子力発電所で働くブラッドは、趣味にのめり込むあまり、今も独身のまま親に頼って生活していた。最高記録保持者のケニーは、記録が破られることを恐れるあまり家庭を顧みず、離婚を繰り返していた。 そして今年も、3度目の結婚に危機が訪れる。