人気ミステリー作家マイクル・コナリーの同名ベストセラーを「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」のマシュー・マコノヒー主演で映画化した法廷サスペンス。 多額の報酬目当てに資産家の息子の弁護を引き受けた異端弁護士が、思いもよらぬトラブルに巻き込まれていくさまとその顛末を緊迫感溢れる筆致で描き出していく。 共演はマリサ・トメイ、ライアン・フィリップ、ウィリアム・H・メイシー。 監督は「ハード・クライム」のブラッド・ファーマン。 高級車リンカーン・コンチネンタルの後部座席を事務所代わりにLAを忙しく駆け回り、司法取引を最大限に利用して軽い刑で収める得意戦略で依頼人の利益を守るやり手弁護士、ミック・ハラー。 ある時、資産家の御曹司ルイスの弁護というおいしい話が舞い込む。 事件はルイスが女性を殴打し重傷を負わせたとされるもので、いつものように司法取引をまとめるだけで高額の報酬が舞い込むはずだった。 ところが頑なに無実を訴えるルイスは司法取引を拒否し、ミックの戦略に狂いが生じ始める。 さらにルイスが、4年前にミックの担当した殺人事件の真犯人としても浮上し、次第に自分自身が追い込まれてしまうミックだったが…。