AV女優としてキャリアをスタートさせ、その後多くのピンク映画で活躍、独特のたたずまいと存在感で多くの人々を惹きつけ、愛され続けた唯一無二の女優、林由美香。 いつか彼女ときちんとした仕事をしたいと願っていた「あんにょんキムチ」の松江哲明監督だったが、林由美香は2005年、34歳の若さで帰らぬ人となってしまう。 そんなある日、林由美香が2000年に出演した「東京の人妻 純子」という謎の韓国製エロVシネマが発見され、松江監督の目に留まる。 この珍品がつくられた背景に興味を抱いた監督は、その疑問を足掛かりに、林由美香の足跡を辿る旅に出る。 松江監督は、林由美香と縁の深い3人の監督、平野勝之、カンパニー松尾、いまおかしんじを訪ね、彼女の代表作のロケ地を巡り、貴重な証言を引き出していく。 そして、ついに韓国へと飛び、「東京の人妻 純子」誕生の意外な真相に迫っていくが…。 ヒット・ドキュメンタリー「童貞。をプロデュース」の松江哲明監督が、いまなお多くの人々の心に生き続ける林由美香の幻を追って一大騒動を巻き起こす感涙ドキュメンタリー。