監督・主演を務めるジョディ・フォスターが、94年の「マーヴェリック」以来となるメル・ギブソンを共演に迎えて贈るヒューマン・ドラマ。 結婚20年目に夫がうつになったことから家族崩壊の危機を迎えた夫婦の再生への道のりを優しく見つめる。 共演はアントン・イェルチン、ライリー・トーマス・スチュワート、ジェニファー・ローレンス。 玩具会社の2代目社長ウォルター・ブラックは、ある日突然、うつ病になってしまう。 様々な治療も効果はなく、一日中寝ているばかり。 そんな父の姿に小学生の次男は戸惑い、高校生の長男は激しく反発する。 妻のメレディスも、もはやただ見守ることしかできなかった。 やがて家を出て行ったウォルターだったが、たまたま手にしたビーバーのぬいぐるみに話しかけられ、自殺を思いとどまる。 彼はビーバーを通して話すことで自信を取り戻し、感情も快復する。以来、うつの症状は消え去り、ビーバーを片時も手放さないことを除いては仕事も家庭も順調に回り始めるウォルターだったが…。