これまでの死刑制度が変更されたことにより、ビンゴによって死刑判決が下されるようになった20XX年の日本。 ある罪で収監された正哉(清水一希)は、殺人犯たちと共に巨大なビンゴカードの上に連れていかれる。 マジックミラーの向こうでビンゴを操作する被害者家族の中に、正哉に視線を向ける真弓(松井咲子)がいた。 真弓の手に委ねられた正哉の運命は……。 『アバター』や『リアル鬼ごっこ』など、次々と著書が映画化されている山田悠介原作の小説を映画化したサスペンス劇。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』シリーズの清水一希が主人公を演じ、死刑制度の改正により刑の執行の判断を被害者家族のビンゴで行うというショッキングな世界を体現する。 まったく先の読めない恐ろしい現実に震え上がる。