「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」のスウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督が87年以来久々に母国に凱旋し、ラーシュ・ケプレルによる同国のベストセラー・クライム・ミステリー『催眠』を映画化した自身初のサスペンス作品。 出演はフィンランド出身のトビアス・ジリアクスと「未来を生きる君たちへ」のミカエル・パーシュブラント、そして監督の妻でもある「蜘蛛女」のレナ・オリン。 ストックホルム郊外で一家惨殺事件が発生する。 捜査に当たるヨーナ警部は、かろうじて一命を取り留めた15歳の長男ヨセフから犯人に繋がる情報を引き出そうと、催眠療法の第一人者として知られる精神科医エリックに相談する。 ある理由から催眠療法を封印していたエリックだったが、さらなる凶行の発生を心配し、ヨセフへの催眠療法を決意するのだったが…。