アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーが、監督デビュー作「ヒットマンズ・レクイエム」に続いて再びコリン・ファレル主演で描くクライム・コメディ。 スランプ中の脚本家が、お節介な悪友のせいで危険な裏社会へと巻き込まれていくさまを、ユーモアとバイオレンスを織り交ぜ軽妙に綴る。 共演はクリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル、ウディ・ハレルソン、トム・ウェイツ。 アメリカ、ロサンジェルス。脚本家のマーティは「セブン・サイコパス」というタイトルだけが決まっている作品の執筆を請け負うが、1行も書けないまま締め切りだけが迫ってくる。 そこで見かねた親友の売れない俳優ビリーは、ネタ集めにと“サイコパス(イカれた奴)募集”の新聞広告を勝手に出してしまう。 するとさっそくマーティのもとには、全米中の凶悪犯を殺しまくったと自慢するアブない男ザカリアが現われる。 一方ハンスという男の下で愛犬誘拐詐欺のバイトにも精を出すビリーは、危険なマフィア、チャーリーの愛犬に手を出してしまい大ピンチ。 こうしてマーティの周りには、図らずも映画のネタにはもってこいのサイコパスな奴らが次々と集まってくるのだが…。