「僕がいない場所」「木洩れ日の家で」のドロタ・ケンジェジャフスカ監督が、ロシアから国境を越えてポーランドを目指す3人のストリート・チルドレンの過酷な道行きを厳しくも温かな眼差しで瑞々しく描き出した感動ドラマ。 現代のロシア。 ポーランドと国境を接する貧しい村で鉄道の駅舎を住処にする身寄りのない10歳と6歳の兄弟、ヴァーシャとペチャ。 ある日、同じ境遇の友だちリャパに誘われ、3人で国境を越えてポーランドへ行くことに。 外国に行けばより良い生活ができると信じて、命がけの冒険に旅立つ3人だったが…。