立教大学の学生、赤崎正和が卒業制作として撮り上げたインディペンデント作品ながら、現役の立教大生たち自らの手で一般劇場公開も実現させたドキュメンタリー。 監督がこれまで正面から向き合うことの出来なかったという、重度の知的障害と自閉症を持つ妹・千鶴とその母を1年にわたって記録する中で、図らずも監督と家族との新たな関係が築かれていく過程がカメラに収められていく。